FX各社が様々な取引ツールやチャートソフトを提供しています。まあ、ほぼ同じシステムを使っているFX業者も多いですけどね。
一昔前、1人あたり平均で2~3個の取引口座を持っていると言われていましたが、今はどうなんでしょうか?意外と同じ業者の口座を使い続けている人も多い気がするんですが。
新しいツールは不便さを感じる
別にFXや株などオンライントレードにかぎった話ではありませんが、ずっと使い続けていたツールを乗り換えたら、すさまじく使いづらさを感じませんか?
私は、使いやすいといった評判を耳にしたら、とりあえず使いたくなってしまいます。ちょっと使って結局もとに戻るんですが……。
手に馴染んだもののほうが良いことは多いですよね。パソコンなんかもそうだし、今だったらスマホなんかも。
FXの取引ツールやチャートソフトも同じなんじゃないかと。色々と触ってみたくはなるのですが、なんだかんだで使い慣れたソフトに戻る人も少なくないんじゃないでしょうか。
取引ツールは似てるようで似ていない
チャートソフトは独自の機能や分析ツールがあったりと違いがありますが、取引ツールは各社似たり寄ったりだと思いませんか?
為替レートがあって、口座情報画面があって、ポジション情報があって……。トレードに必要な情報は決まっているので、当然といえば当然。違いといえば、取引画面とチャートが連携していたり、マーケットニュースを見ることができたりといったところかなと。
でも、ぱっと見で似ていても、使ってみたら使いづらい……とか、逆に使いやすかったりします。似ているのに使い勝手が違う理由は、項目の名称が違うとか、色味とかいろいろあると思いますが、レスポンスの良し悪しは体感的にかなり違いますね。
取引ツールと取引スペック
取引ツールと取引スペック、口座選びの際にどちらを重視したらいいのか?
この流れだと「取引ツール」な感じですが、そうとも言えませんよね。取引コストの高い口座は、それだけでかなりのハンデになりますから。
ただ、逆にとにかくスペックの良い、低スプレッドのFX業者を選ぶというのも、やめたほうがいいんじゃないかと。数銭レベルの差があるならコスト重視になりますが、今はドル円以外でも1銭も違いがありません。ちょっとの差にこだわる必要はない気がします。
ある程度スペックの良いFX業者を数社に絞り込んで、後はツールの使い勝手やサービス内容で決めるのが良いんじゃないでしょうかね。