米国債利回りはチェックしておいたほうがいい

先週後半から日銀、政府による円高対策についてのニュースが多いので、
為替介入や追加金融緩和がクロス円を動かしている材料だと
思っている人が多いかもしれません。

もちろん、円高対策も材料にはなっていますが、
ユーロ圏のソブリンリスクや米景気後退懸念など、
リスク回避フローが強まり、クロス円が下げている側面もあります。

このような為替相場の状況下で、
チェックしておいたほうがいい「米国債」について、
書いてみたいと思います。

米国債とは

米国債とは、アメリカ合衆国が発行する公債のことで、
アメリカ合衆国財務省証券のことです。

中でも、ニュースでよく出てくるのは10年物国債。
米国債の中でも償還期間が10年のものです。
他にも償還期間が2年、5年、30年などがあります

米国債はアメリカ政府が発行している債券なので、
最も信頼性が高い金融商品として位置づけられています。

ですから、リスク回避のフローが強まった時に
買われて価格が上昇しやすいのです。
ちなみに、この時に利回りは低下します。

わたしがよくゴチャゴチャになっていたんですが……。

国債は利回りが下がると、価格が上昇、
利回りが上がると、価格が下落と、
価格と利回りは逆相関関係にあります。

為替情報を見るときに、利回りのことを言っているのか、
価格のことを言っているのかを間違えないようにしましょう。

米国債利回りとドル円のチャートを比較

現在、為替相場では日本円が安全資産という位置づけに。
そのため、米国債利回りとドル円は相関関係にあります。

実際、米国債利回りとドル円チャートを見てみると。

【米10年物国債とドル円の比較チャート】
米10年物国債とドル円の比較チャート
(赤:米10年物国債利回り、青:ドル円)

対数表示されているのでわかりづらいかもしれませんが……、
米国債利回りが上昇しているときはドル円堅調、
利回りが下げはじめたらドル円も下落しているのがわかります。

わたしも米国債について詳しくありませんが、
大きな流れとしてチェックするようにしています。