初心者が自動売買で失敗するパターン

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FX自動売買は初心者でも簡単に利益を出せる。そう思っているかもしれません。

実際はそんなことはありません。
自動売買システムはプロトレーダーのトレード手法を簡単に使うことができ、相場観の乏しい人でも利益を出せます。でも、簡単に勝てるわけではないんですよね。

FX初心者が自動売買で失敗するパターン

初心者が自動売買で失敗するパターンを3つご紹介します。

1.証拠金不足でロスカットになる

自動売買の口座も通常のトレード口座と変わりません。レバレッジは最大25倍でロスカットもあります。違うのは、自動で売買するか自分で売買するか。

つまり、自動売買の口座でも普通にロスカットがあるわけです。ロスカットで証拠金不足になったら、その後シグナルが発生してもトレードはおこなわれません。

自動売買システムはその時の口座状況は加味せずに、 シグナル発生時に自動で取引します。ですから、運用するプログラムを選ぶときに自分で想定しておかないと、ロスカットは起こる話です。

特に、シグナルが発生するたびにポジションを持つプログラムがあるので、気がつけばたくさんポジションを持っていて、ハイレバになってる……ということがありえます。

「余裕もってやってるから大丈夫」という人も、念のため最大でどのくらいポジションを保有することになるのかを確認したほうが良いです。

2.バックテストを信じすぎる

例えば、過去の運用成績で勝率100%の売買プログラムがあるとします。このプログラムが将来的に負けないプログラムかというと、そんなわけはありませんよね。

それなのにバックテストの結果を信じてプログラムを稼働し続けて、損失を出してしまう。

極端な例を挙げるとわかるんですが、実際にこのような失敗をしている人は少なくないはず。通常のトレードで損失が増えそうなのに、「戻るはず」と損切りできずにズルズルいくのと同じですね。

判断は難しいです。でも、定期的な検証は必要。バックテストのデータと比較して、勝率や損益はかい離していないかとか、最大ドローダウンを超える損失になっていないかとか、総合的に考えて、継続判断をしましょう。

一番やってはいけないのは、バックテストのトレード回数が少なくて高勝率のプログラムをパフォーマンスが良くないのに使い続けること。

トレード回数が少ない時点でバックテストデータの信ぴょう性が低いです。しかも、勝率が高すぎると1回のトレードでどのくらい損失が出るのかわからないですからね。

使い続ける云々の前に、このようなプログラムは選ばないほうが良いでしょう。

3.プログラムをコロコロ変える

2番と逆なんですが、ちょっと損したら運用するプログラムを変えてを繰り返して、損失が積み上がってしまう失敗もあるかなと。

パフォーマンスは波があるものです。バックテストとかけ離れた成績であればやめる必要がありますが、そうでないかぎりは使い続けることも必要です。

そのためには定期的な検証と、継続するかしないかの判断基準を決めておくことが重要だと思います。

選ぶプログラムがことごとくバックテストとかい離している場合は、そもそもプログラム選びに問題があるはず。

バックテストのトレード回数が少ないプログラムばかりを選択してる可能性が高そうです。少なくとも100回以上トレードしているプログラムから選ぶようにすれば、だいぶマシになるんじゃないでしょうか。

自動売買は簡単ではない

結局、自動売買はFX初心者でも簡単に勝てるものではないと思います。

数百種類のストラテジーの中から選ぶだけで運用開始でき、あとはシステムが自動でトレードしてくれる。運用すること自体は簡単で、それが魅力のひとつです。

でも、利益を出す運用は決して簡単ではありません。自分で資金管理をしなければいけないし、裁量トレードで損切りする時と同じように成績の良くないプログラムをやめるかどうかの判断も自分でする必要があります。

プロトレーダーが考えたプログラムを使える。寝ててもトレードしてくれる。そんな自動売買のメリットを生かすためにも、自分でやらなければいけないことを認識して、その部分は学ばないといけないのかなと。