FRBの金融政策の効果は・・・

おはようございます。
 
昨日の夕方に99円台をつけたドル円ですが、
その後は100円をキープしていますね。
 
上昇か? 下落か?
ドル円の見通しを考える前に……
昨日の記事でも触れた11日に発表されたFRBの金融政策について
もう少し書いてみたいと思います。
 

そもそも今回の資金供給策はどんなものなのか、と言いますと。
主要銀行が持っている住宅ローン担保証券を担保にして
FRBから一定期間米国債を借り入れすることができるTSLFというものです。
 
「住宅ローン担保証券」とは、サブプライムローンで現在問題になっているもので、
複雑で時価評価がどの程度なのか判断できないために、
これを保有している金融機関のBSが悪化して、金融の流れが正常にならない
原因のひとつだと見られています。
 
今回のTSLFという政策は、そういった問題を回避できるんじゃないかと、
昨年12月に導入された主要中銀の入札による資金供給よりは
現在の問題に対して直接的で強力な資金供給策だと言われています。
 
それなら、なぜ米ドルの反応が一時的だったか?
 
一番大きな理由は「実績が無い」からじゃないでしょうかね。
そのために効果についても一時的か、持続的か、どの程度のものなのか、
市場も予測ができないんではないのかなと思います。
 
基本的に景気の見通しなんかもそうですけど、
先行き不透明なものに対して、ほぼプラスには反応しないですからね。