サブプライムローンについて大きく扱われたときもそうですが、
また聞きなれない言葉が為替のレポートにでてました。
「モノライン」
とりあえず分からないときは検索をしてと……
モノラインとは、金融保証業務を専門とする会社だそうです。
わかりやすくなってるかわかりませんが、言い換えると、
証券化した金融商品等の発行者から保証料を受け取る代わりに、
その金融商品を保証する会社です。
例えば、サブプライムローンを組み込んだ金融商品があるとすると、
その金融商品を保証の対象としていた場合、
ローンを払えなくなった借り手の代わりに資金を保証すると。
この「モノライン」が今回のサブプライム問題で保証金の支払いが大きすぎて、
業績が悪化しているということで、こちらの問題も注目されているようです。
なぜか?
サブプライムに絡んだ金融機関の損失がさらに拡がるおそれがあるからです。
そもそもサブプライムローンが組み込んで証券化された金融商品が
これほど拡がった理由にひとつとして挙げられるのが、
「高い格付けのモノラインが保証をしている」ということ。
そのモノラインが業務悪化により格下げされると、
保証していたモノラインの格下げ
→ サブプライムローンを組み込んだ金融商品の価値も低下
→ 金融機関の損失拡大
こうゆう流れになる可能性があると考えられているようです。
当分の間、「モノライン」には注意しましょう。
単純に考えると、金融機関の損失と比べて
周りに与える影響の度合いが大きいと思うので、
さらに信用不安が増大する材料になりうるんじゃないかと。