おはようございます。
全体的に動きの少ない相場が続いています。
ポンド円も昨日の11月消費者物価指数が市場予測を下回り、
来年序盤の追加利下げ観測を材料に下落はしましたが、
それまでのレンジを割り込むような大きな下落とはなりませんでした。
欧米中銀による資金供給を好感しての株価反発、
為替相場もリスク許容度回復によるキャリートレード再開と。
この円安圧力がポンド円の下支えになってるようですね。
このリスク許容やリスク回避といった流れに関しては、
これからいくつか金融機関の決算発表がありますから
それらには注意が必要です。
今日はモルガンスタンレーの9-11月期決算発表があります。
昨日のゴールドマンサックスの決算発表は好調でしたが、
モルガンスタンレーはどうでしょうかね。
ポンド円については、
本日18:30のBOE議事録がもちろん重要です。
英産業連盟の四半期経済見通しで
来年の英経済の予想成長率が下方修正され、
ポンドのセンチメントはよくないと思われるので……
「利下げ観測→ポンド売り」という反応になりそうな気が。
5対4以外だと利下げ観測が強まると見られているようです。
ここ数日の蓄積された力を一気に解き放つような材料となるのか。
レンジブレイクするなら下方向だとは思いますが、注目です。