複数の取引口座を利用するメリット・デメリット

FXをしている人が持っている取引口座数の平均が2つとか3つとか。以前、何かの雑誌で見たことがあります。

ただ、複数のFX業者で口座開設をしたからといって、複数口座を使ってトレードしているとはかぎりません。通常トレードしかしていない人は、1つの口座でトレードしている人のほうが多い気がしますけどね。自動売買専用の取引口座と通常トレード用の口座、用途が違う場合は併用していないとできませんが。

私は、通常トレードは1つの口座しか使わないのですが、複数の取引口座を利用するメリット・デメリットってどういったものがあるのかを考えてみました。

メリット

まず考えられるのは、リスク分散ですね。

最近は聞かなくなりましたが、一時FX業者が破たんしたり、急に廃業したりしました。どちらにしろ、想定外に決済しなければいけませんし、資金がスムーズに返還されるかわかりません。FX業者の信用リスクを考慮して、口座を分けることでリスク分散ができると。

システムリスクを分散するという意味でも、口座を分けることは意味があります。相場の急変時に取引システムがダウンしてトレードできない……。FX業者が破たんする可能性より高いですよね。そういった事態でこうむる損失を最小限に抑えることができます。

他には、複数のトレードスタイルを並行して運用している人は、口座を分けるメリットがあると思います。スワップポイント狙いの運用は高スワップ業者、短期トレード用口座は低スプレッド業者で、みたいな感じで。それぞれの条件が良い口座を使うことで、そのぶん利幅が増えますからね。

デメリット

デメリットは、資金効率が悪いことと管理が大変ということですかね。

取引口座を分けるとそれぞれの口座に余剰金額必要になります。ですから、どう分けようと資金効率は間違いなく悪くなります。

自動売買口座を併用した場合は、特に資金効率が悪いです。自動売買は時間効率は良いのですが、資金効率は良くありません。必ず一定数のポジションを持つわけではありませんが、最大保有ポジション量を想定して証拠金を預け入れる必要があるからです。

また、複数の口座でトレードする場合、それぞれ取引画面を立ち上げて、ログインして……。チェックするのは何気に大変です。

まとめ

リスク分散だったり、1つの口座でトレードするより利幅を増やすことができたり、複数の取引口座を利用するメリットはあります。

人それぞれですが、少なくとも少額の資金でトレードしている人は、複数の取引口座に分けないほうが良いと思います。

少額の資金の場合、口座を分けることによる資金効率の悪さは大きなデメリットになります。スムーズに資金を移動できるとはかぎらないので、ロスカットの可能性が格段に高まるので。

少額でトレードしている人は、欲張らずに1つの口座でコツコツとトレードするほうが良いかなと。