資金配分の重要性

eyecatch-275

ちょっと今回はメモ帳代わりにトレードについて書こうかと思います。内容は「資金配分」について。

スワップ金利をメインに外貨預金の延長で取引をされている方は、「レバレッジ」を重視するかと思います。基本的に損切りせずに長期的にスワップ金利で利益を狙うので、為替変動に耐えられるレバレッジで運用をするので当然そうなるだろうと。

今回はスワップ金利ではなく為替差益をメインに取引をする場合を。この場合は、「レバレッジ」も大事なのかもしれませんが、「1回の取引の許容される損失を考えるほうが大事なのかなと、個人的には考えます。

損失を取り戻すのに必要な利益率を考えてみる

例えば、取引口座に資金100万円がある場合は、

資金に対する
取引損失の割合
損失後の残高 取り戻すのに必要な
利益率
1% 99万円 1.01%
2% 98万円 2.04%
5% 95万円 5.26%
10% 90万円 11.1%
20% 80万円 25.0%

これだけ見ると、10%程度であればそんなに変わりないように見えます。利益と損失を同じ割合で取引していたら1勝1敗でマイナス1%なので。

ただ、取引をしていると必ず連敗という局面に出くわします。

連敗した時に必要な利益率

1回の取引損失で考えるとピンとこないかもしれないので、2連敗した場合と5連敗した場合で考えてみます。

資金に対する1回の
取引損失の割合
2連敗した場合に
必要な利益率
5連敗した場合に
必要な利益率
1% 2.03% 5.15%
2% 4.12% 10.63%
5% 10.80% 29.24%
10% 23.46% 69.35%
20% 56.25% 205.18%

1回の取引損失を資金の5%とした場合、2連敗でも損失を取り戻すために、その時点の資金に対して10%の利益が必要になります。5連敗だと、30%近くの利益が必要に。

レバレッジを考えるのは、資金配分を考えてから

個人的な経験上、5連敗は現実的な話かと。どんなルールで取引をしていても、手法によって得手不得手はあると思います。そう考えると、5連敗は十分ありえます。

それを考えると、1回の許容損失を5%にして取引していると、もし5連敗した場合に挽回するのは結構厳しいんじゃないかなと。せいぜい2%ぐらいに抑えるのがいいのかな。勝率100%の取引ルールを確立していれば、関係ない話ですが……。

安定運用するために、レバレッジを低くしたほうが良いのは確かです。しかし、レバレッジは資金配分を決めた後に考える話だと思います。

10~20pipsといった小幅で短期取引しているのであれば、レバレッジを高めにできるでしょう。期間を長めにして値幅を大きく考えて取引しているのであれば、そのぶんレバレッジを低くしないと1回の損失額が大きくなってしまうでしょう。ただ、あくまでもはじめに考えなければいけないのは資金配分。重要だと思います。