初心者は指標トレードをやらないほうが良い

FXの指標トレード。米雇用統計やFOMCなど、重要指標やイベント時を狙っておこなうトレードです。

うまく行けば数秒で1円幅とれたりするので、魅力的に映るかもしれません。でも、初心者は避けたほうが良いトレード手法だと思います。

FX指標トレードは瞬時の判断が求められる

避けたほうが良い理由として、判断のタイミングが早いことが挙げられます。

市場予想より良かったから、発表後にレートは上昇する。こんなシンプルに動かないケースが多々あります。強い結果なのに材料出尽くしで急落とか。悪い結果を受けて発表直後は下げたけど、反転して急騰とか。

後々マーケットニュースで解説されるものの、リアルタイムでは理解できない値動きって結構あるんですよね。

全容がわからない状態でも、レートは刻一刻と変動します。その中で、素早く判断してトレードしなければいけないので、初心者には難しいんじゃないでしょうか。

システムリスクと流動性リスクがある

指標トレードをおこなう場合、システムリスクと流動性リスクに留意しなければいけません

システムリスクは、注文が集中しすぎて取引システムが注文を受け付けられなくなったとか。昔だと、ログアウトさせられて、ログインできなくなったということもありました。こういった取引システムに関するリスクは、投資家が負う必要があります。

また、注目指標発表時は流動性リスクも重要。流動性リスクとは、流動性が低い相場環境で注文が約定しないリスクです。新規・決済問わずなので、ロスカット注文も正常に約定しない可能性があり、その結果大幅なスリッページが発生することになります。

流動性の低い相場というと、米市場が終わる日本時間の早朝をイメージするかもしれません。でも、大きな変動がある指標発表時も同じです。レートは1銭刻みで上下するわけではないので、十分な注文量がない中でレートが動くと表示されたレートで約定せずに、次の瞬間はかけ離れたレートになっているというケースが発生します。

この2つのリスクは、状況によって理不尽に感じることもあるでしょう。なんか裏で操作しているんじゃないかとか。でも、起こりえないものではありませんし、発生した場合は私たちが負うリスクなんです。

重要指標時はトレードしない

瞬時の判断が求められますし、システムリスクと流動性リスクが高い環境でのトレードになります。

これらを考慮すると、指標トレードはしないほうが良いでしょう。

逆に、初心者の方は重要指標・イベント時はトレードを避けたほうが良いです。一時的なブレに振り回されないように。指標時の動きを注視してしまったがために、もともとの相場観がブレてしまうのも避けたいですしね。

もっと言えば、指標発表前にできるだけポジションを解消するようにしていたほうが良いと思います。中長期でトレードしているのであれば、一時的な動きでどうこうするわけではありません。でも、短期売買の場合は一時的な動きによって損切りに引っかかる可能性があるので。

FX初心者は重要指標・イベント時にトレードはしない。
できれば、ポジションを解消して臨むようにする。