外貨預金のようにFXで運用する方法

昨年後半から円安基調が続いているので、FXをはじめようという人は増えているんじゃないかと。

円キャリートレード全盛時と比べて、クロス円のスワップポイントはまだまだ低いです。ただ、アベノミクスで当面は金融緩和が続きそうですし、金利狙いで外貨預金をはじめる人も増えているかもしれませんね。

現在の為替相場で、金利狙いが良いか悪いかは別として、外貨預金をするならFXのほうが良いですよ、というお話です。

外貨預金と比較したFXの利点

為替変動リスク、金利変動リスクは、FXにも外貨預金にも存在します。預金と言うものの、外貨預金には元本割れのリスクがある……。いやらしい名称ですよね。

FXは、外貨預金と比較して以下の4点で優れているかなと。

  1. 取引コスト
  2. 資金効率
  3. 資金の保護制度
  4. 通貨ペア

1.取引コスト

言うまでもありませんが、取引コストはFXのほうが断然安いです。

FXの取引コストには、取引手数料とスプレッドがありますが、手数料は無料が標準、スプレッドも狭いです。一番狭いレベルだと、SBI FXトレードなんかは豪ドル円のスプレッドが0.85銭。

一方で外貨預金は、手数料50銭~1円といったところ。まぁ、誰の目から見ても、その差は明らかですよね。

外貨預金での豪ドルの金利は、高い銀行で年利2.35%。手数料の1円幅は、約半年分の金利に相当するので、取引コストはかなり大きいと言えます。

2.資金効率

FXはレバレッジをきかせることができます。少額で大きな額の取引ができるので、資金効率が良い

レバレッジがきくことは、メリットでもありますが、デメリットでもあるかもしれません。それよりも、最大25倍までの範囲内で自由に調節できることがメリットなのかなと思います。

25倍まできかせると、リスクが高くなりますが、もっと低くすることもできます。レバ2、3倍とかだと、すぐすぐロスカットにはなりません。

まぁ、レバレッジをきかせると、リターンもリスクもそのぶん高くなるので、仕組みはきちんと理解しておかないといけませんが。

3.資金の保護制度

何気にFXの資金保護制度は優れています。何気に、これが一番のメリットなんじゃないかと。

外貨預金はペイオフの対象ではないので、銀行が破たんしても資金は保護されません。最悪のケース、資金が返還されない可能性があります。

FXは、100%金銭信託保全が義務化されています。つまり、万が一FXは、業者が破たんしても、資金はほぼ全額返還されます。

イメージ的には、銀行のほうが信用できそうですが、制度としては正反対なんですよね。

4.通貨ペア

メリットと言えるのかわかりませんが、通貨ペアはFXのほうが豊富ですね。取り扱い通貨ペアが少ない業者もありますが。

外貨預金では取り扱われていない高金利通貨の取り扱いもあったりするので、チャンスは増えるのかなと思います。

ただ、気をつけたいのは、高金利通貨はマイナー通貨の場合が多いです。マイナー通貨ということは、信用リスクが高いので、取引する場合は注意しないといけません。過去にアイスランド・クローナのように、最悪、取引停止とかありますから。

外貨預金のようにFXで運用する

FXは、レバレッジをきかせることができますが、きかせないことも可能です。レバレッジ1倍、つまり現物代金と同額の資金で運用することもできるということなので、外貨預金と同じになります。

同じにできるのであれば、他の点ではFXに軍配が上がります。資金保全制度もしっかりしているし、取引コストも低いし。

レバレッジについては、取り扱い注意ですかね。スワップポイントが何倍にもなるので、ついついレバレッジをきかせたくなりがち。ただ、そのぶんリスクも何倍にもなっています。外貨預金の感覚でFXをやるなら、自制心は必要ですね。