FXシステムトレードのデメリット(欠点)

FXシステムトレードというと、以前はミラートレーダーのような自動売買システムと売買シグナル配信ぐらいでした。最近ではリピート系発注機能なんかが出てきましたね。

FX各社いろいろなシストレサービスを提供しています。操作自体は簡単だし、運用成績の良いプログラムのランキングをWEBサイト上で掲載している会社も多いので、初心者の方でも取り組みやすいのではないでしょうか。

やってみることは良いと思います。でも、通常のFXと同じで、自動売買もメリットもあればデメリットもあります。デメリットを理解して運用すれば問題ありませんが、実際はデメリットを理解せずに始める人もいるでしょう。WEBサイトでは良いことしか書きませんからね。

今回はシステムトレード、特に自動売買に関して考えられるデメリットを書いていきたいと思います。主に初心者の立場から考えてのシステムトレードのデメリットです。

ソフトやエクセルなどで売買プログラムを自作するのは難しい

自動売買のプログラムを自作するのは難しいです。

セントラル短資FXの「かんたんエディタQ」インヴァスト証券の「トライオートFX」のように、初心者向けの自作プログラムを構築できるツールはあります。プログラムのスキルがなくても、あらかじめ用意されているロジックを選んで組み合わせることで簡単に独自の売買プログラムを作れます。

でも、実際に使ってみるとわかりますが、移動平均線のクロスだとかRSIの数値がいくら以上とかレートの変動が何pips以上とか、シンプルなロジックしかありません。微妙な調整を反映するのは難しいと思います。

かといって、メタトレーダー(MT4)のようなソフトやエクセルのマクロで売買プログラムを構築しようとすると、専門のプログラミングのスキル・知識が必要になります。初心者にはかなりハードルが高いと言えますね。

完ぺきにメンタルによる影響を排除するのが難しい

システムトレードは一切の感情を除外して機械的に売買をおこなう。心理状態による影響を取り除くことでリスクをコントロールできることがメリットとして挙げられます。

でも、自動売買で運用すればメンタルによる影響を完ぺきに排除できるかというと、そうではありません。

例えば、売買プログラムを選ぶ時にどうやって選ぶでしょうか?

「ランキングで上位だから使ってみよう」
「自動売買は少額だから、ハイリスク・ハイリターンのプログラムを選んでみよう」

また、運用しているプログラムを使い続けるかやめるかを判断する時はどうでしょうか?

「ランキング上位だから使ってみたけど、マイナスだし外しておこう」

このように考えて選んでいませんか? もし、上記のような考えでプログラムを選択しているのであれば、メンタルによる影響を受けている可能性は高いです。

採用している売買プログラムの中身、トレードのロジック自体には私たちの心理的な影響はありません。ロジックが公開されていないものも多いですしね。でも、その売買プログラムを選ぶ時の取捨選択の条件を定量化しなければ、私たちの心理状態が介在してしまいます。

じゃあ、取引回数が何回以上のプログラムの中から運用するものを選ぶか、バックテストとどれだけ結果がかい離しているかで継続するしないを判断するか。条件を決めようとしても、どういった条件で選ぶのが正しいのかを初心者が決めるのは難しいと思います。

まとめ

システムトレードでプログラミングのスキルを身に着けている人は大きなアドバンテージだと思います。プログラミングの勉強をするのは大変ですし、現状プログラミングスキルのない人はミラートレーダーのようなプログラムを選ぶだけで運用できる自動売買ソフトを使ったほうが良いでしょう。

ということは、売買プログラムの取捨選択条件をカチッと決めれるスキル必要になりますが、利益を出せるプログラムの選定スキルは経験値を増やすことでしか身につかないと。

知識として仕入れれば完ぺきではなく、それを実運用で試行錯誤していく。そのため、デモトレードや少額での運用から一歩一歩進めたほうが良いですね。くれぐれも機会損失だからといきなり本気の実運用はしないほうが良いと思います。