そろそろスプレッド競争は終わりなのかなと・・・

6月にDMM FXとFXプライムがスプレッドを拡大しましたね。

個人的にはGMOクリック証券とスプレッド最狭を競っていたDMM FXが衝撃的でした。米ドル円だけ、しかも拡大しても0.4銭なんですが、DMM FXが路線変更したことが大きいんじゃないでしょうか。

【追記:2014/11/17】
DMM FXは再びスプレッドを縮小しました。米ドル円以外も縮小し、再びGMOクリック証券と並び、業界最狭になっています。

FX市場が過渡期なのかもしれない

サブプライム問題、リーマン・ショックで各国が超低金利となり、円キャリートレードが終わりました。その時にFX業者は結構数が減りました。買収や廃業なんかで。

ただ、スワップ運用から為替差益を狙った取引手法に変わったり、自動売買サービスが増えたことなんかで、取引ボリュームの減少は一時的で、また増加してきてたんですよね。

安倍政権になってから、2012年11月からはクロス円が上昇基調になって、その傾向は加速したんじゃないかと思います。

最悪期を脱したのに低スプレッド路線のFX業者がスプレッド拡大に動いたということは、経営的にかなりキツイ水準なんでしょうね。現在のスプレッドは。

薄利多売でも取引ボリュームが増えていけば問題ないんでしょうけど、その取引ボリュームに限界が見えたということなのかもしれませんね。

そこから考えると今のスプレッドだと無理だろうと……。そこまで考えていないのかもしれませんが、実際FX全体の取引ボリュームは頭打ちな感じになっています。

為替相場の状況が要因になっていることもありえますが、FX市場の拡大が一旦落ち着いた可能性もありえますよね。

今後のスプレッドはどうなる?

追随するFX業者は、ほとんど出てこないんじゃないかと思います。

サービス面とかスワップポイントとか、他にウリにできる部分があれば、シレッとスプレッドを広げるのかもしれません。ただ、サービスが充実している会社で低スプレッド上位の会社ってないですし。

逆に、サービス面に力を入れているスプレッドがあまり狭くないFX業者がここぞとばかりにスプレッドを狭める可能性のほうがありそうですよね。シェアを拡大するために。これはちょっと期待しています。

でも、スプレッドの水準が今よりも狭くなることはないでしょう。比較検討する際にスプレッドの差が気にならない程度にって感じかなと思います。

最後に、DMM FXと両翼を担っていたGMOクリック証券はどうかというと……。

追随はしないんじゃないでしょうか。

リーマン・ショック後の金融危機の時って、GMOクリック証券も収益はかなり落ち込んでいたんじゃないかと思います。そんな中でバンバンCM出しまくっていましたからね。「うちもキツイから他にあわせてスプレッド広げちゃえ」とはならないかなと。

実際はわかりませんが……(汗)。