バイナリーオプションは丁半博打だと考えている人も少なくないようです。
相場が上がるか下がるかの2択というシンプルな取引。予想が外れれば購入金額がゼロ、予想が当たれば配当をもらえる仕組みを考えると、そうなのかなという気がしなくもありません。
でも、ものは使いようというか、運用の仕方によってバイナリーオプションは丁半博打にもなるし、真っ当な投資にもなると思います。
そもそも投資が丁半博打?
上がるか下がるかの2択。この仕組みによって丁半博打と捉えるのであれば、バイナリーオプションにかぎらず投資全般が丁半博打と言えなくもないですよね。
FXは相場が上がるか下がるかを予想して取引しますし、株も同様。もっと言えば不動産投資も同じもんかと。でも、株や不動産投資を丁半博打、ギャンブルとは思いませんよね?
ギャンブルだと思う人はそもそも投資をおこなわないでしょう。リスクをとって利益を狙う方法をマネーゲームだと捉えて敬遠しているんじゃないかと。
私の妻や両親は投資全般をしていないタイプ。父親はバブル期に株で失敗したことがあり、それからは全く手を出していません。そういう人もいますし、人それぞれで構わないんじゃないかと。
バイナリーオプションが丁半博打と考えられる理由
ただ、他の金融商品に比べてバイナリーオプションが丁半博打だと考えられる理由はあります。
1番の理由は、予想が外れるとゼロになることかなと。
「オプション購入金額=損失」になりますからね。そして、予想が当たった場合の配当(ペイアウト率)は、多くのFX業者の約2倍となっているので、外れればゼロ、当たれば倍となり、丁半博打じゃんと思われるんでしょうね。
バイナリーオプションで安定的に運用するには
今の話からすると、ハイリスクハイリターンのように思うかもしれません。でも、バイナリーオプションで安定的に運用することは可能です。
その方法は簡単。資金の一部を使って取引すればいいだけです。
よくFXの入門書籍なんかに1回の取引損失は資金の3%までと書かれていますが、同じように考えればいいんじゃないかと。10万円を運用資金にする場合は、1回のオプション購入金額を3,000円までにすればいいでしょう。通常のFX取引に比べて短期間で取引が完結するので、もっと購入金額を下げてもいいのかもしれませんね。
バイナリーオプションのメリットの1つに、最低購入金額が低いことがあると思います。GMOクリック証券の『外為オプション』は一口100円から購入可能。少額の資金で投資をするのであれば、バイナリーオプションのほうがローリスクな運用をおこなうことができます。
そう考えると、バイナリーオプションは丁半博打だと考えるのはちょっと違うのかなと思います。